メンタルハッカー・ほっしーが今、読者に伝えたいメッセージ

ある日、お客さまにMENTのハーブティーがメンタルハッカー ほっしーさんの著書「でご紹介していただいていることを知りました。

私たちは本のことやほっしーさんのことを詳しく知りたくて、インタビューをさせてもらいました。生きやすくなるためのヒントや共感できる話が盛りだくさんです!
>>>ほっしーさんの本で紹介されているハーブティーについて

生きやすくなるための情報を分かりやすく伝えたい

―改めて、簡単に自己紹介をお願いします。
ほっしーと申します。2014年に24歳でうつ病になったことをきっかけに、Twitterやブログ、YouTubeなどで自分のうつ体験やメンタルヘルス、メンタルハックに関する情報を発信しています。

僕自身がうつになった当時、精神科医や臨床心理士の方などが書かれた本をたくさん読みました。


ネットでも情報を検索しましたが、難しい内容が多く、もっと分かりやすく伝えられたらなあと考えてTwitterを始めたんです。

ただ、症状が重いときは、文章を読むことすら辛いんですよね。

だから、YouTubeで動画も始めました。

―メンタルハッカーというのは、ご自分で考えた肩書ですか?
はい、ライフハックという言葉から連想して思いつきました。

この肩書で、生きやすくなる考え方を紹介する人として活動をスタートしたのですが、
1~2年後に別の方が「メンタルハック大全」という本を出版されて、僕がパクリといわれるようになってしまいました…(苦笑)。

―今フォロワーは何人くらいで、どんな方が多いのでしょうか?
Twitterが4.2万人、YouTubeが7万人ちょっとです。うつに関する発信を中心にしていますが、もっと大きなくくりで「悩み」や「生きやすさ」をテーマにしています。

フォロワーさんは、僕が今32歳なので同年代が多くなると予想していたものの、実際は40~60代、どちらかといえば女性が多いのは意外でした。

―どうやって有名になったのですか?
うつに関して本などで得た情報をもとに、心や体にいいと思うことをたくさん試しました。

その効果と難易度が一目で分かるように僕なりにまとめた「うつマッピング」をTwitterに投稿したところ、バズったんです。2.4万リツイート、4.1万「いいね!」をいただき、フォロワーが一気に1万人増えました。

さらに出版社の方から本にしませんかと連絡をもらい、2018年には「うつを治す努力をしてきたので、
効果と難易度でマッピングしてみた」を出版しました。

いやあ、反響の大きさに自分でも驚きましたね。

>>>ほっしーさんの著書で紹介されているハーブティーはこちら

引用:Amazon

入社半年で休職の‟ゲームオーバー‟から再出発

―ほっしーさんがメンタルハッカーになるまでの話を聞かせてください。
僕は大学を卒業した後、専門学校でプログラミングを学び、24歳で就職しました。

大学では遊びほうけていて、内定をもらった会社は自分に合わないと感じて辞退。就職活動中から憧れていたプログラマーやSEになるべく、専門学校に進学しました。



もともと本も読まず勉強が嫌いなタイプでしたが、その2年間は人生で一番勉強しましたね。かなり本を読み、国家資格を2つ取り、成績は最上位でした。でも、頑張りすぎたために疲れ果てて、体調がすぐれないままIT企業に就職。

すでに知識やスキルを身につけていた僕は、新人研修でも講師のような役割を担い、配属先はベテランぞろいの少数精鋭チーム…入社半年でつぶれてしまったんです。

―体調が悪い中、高い評価を受けてプレッシャーを感じられたのですね。
最初は3か月休職予定でしたが、ひとり暮らしでご飯も食べられずにやせ細り、会社から実家に戻って療養した方がいいと言われました。

それで実家に帰り、病院にも通いましたが、会社の定めた1年間で復帰できる兆しが見えずに解雇という形になりました。

僕は完璧主義のようなところがあり、実家に戻った時点で「負けた」と感じていました。社会からはじかれた感覚で、ある意味、吹っ切れたのかもしれません。

会社は復帰することを期待してくれていたけれど、自分の中ではゲームオーバーだったんです。

―そこから調子が良くなったのはいつ頃ですか?
うーん、それはよく質問されるのですが、ここで変わったというタイミングは自分でも分からなくて。振り返ってみると、波がありながらも徐々に回復したのだと思います。

会社を解雇されて、ちょっと体調が良くなった頃から、うつに関する本やネット上にある情報を読みあさりました。


当時、うつ病の体験記はネガティブなものばかりで、読むのが苦しくて。もちろん共感する時期もあるのですが、これから良くしていこうという段階で読むと、引きずられちゃう怖さを感じました。

心の状態が悪いときは医師や専門家に診てもらい、反対に仕事などですごく調子がいいときはコーチングを受けたりしますよね。でも、その間はないなと思ったんです。

うつを抜けて、もっと良くしていきたいと思っている人や、病気になる手前の未病の人たちは宙ぶらりんだなと。そこを埋められる存在になれたらいいなと思い、活動しています。



「気持ちが軽くなった」と言われることがうれしい

―発信することで、さまざまな反響があると思います。どう受け止めてこられたのでしょうか?
正直にいうと、うれしい反面、怖さもあります。95%以上はポジティブな反応ですが、やはりネガティブなコメントがつくことも…。そういうコメントを見ると、気持ちがやられてしまうことが今でもあります。

だから、コメントは時間を区切って見るようにしています。それに、Twitterを始めたばかりの頃は、傷つくコメントをされると、その人の投稿を追ってさらに傷ついていたので、それはやめました。コメントを深堀りして良いことは、何も無いので。

―活動されてきた中で、うれしかったことは?
やっぱり「今日すごく辛かったけど、動画を見てちょっと気持ちが軽くなりました」みたいに言われるのはうれしいですね。僕自身もうつで辛いとき、誰かの発信を見て気持ちが軽くなった経験があります。

自分の存在で他の人がそうなってくれるというのは、やっていて良かったと感じますし、自分の思いを共感してもらえてありがたいなと思います。

上流階級になった気分で自己肯定感もアップ

―著書でMENTのハーブティーをご紹介いただき、ありがとうございました。どうやってMENTに出会ったのでしょうか?

うつやメンタルにいいものがないかなとネットで検索しているとき、たまたま出てきて、気になったから買ってみました。温かい白湯やお茶を飲むと落ち着くというのはあったので、ハーブティーも良さそうだなと。

―ハーブティーを飲んだことはありましたか?
なかったのですが、意外にハマりました。
毎日モーニングアップブレンドナイトリセットブレンドを朝と夜に飲んで、どちらも飲みやすく、個人的には夜の方が好きな味わいでした。

―MENTのハーブティーを飲んで、何か変化がありましたか?
朝シャキッと起きられるようになり、夜の眠りが深まって、中途覚醒が起こらなくなったのはうれしかったです。
身体が温まるし、フワッとしたやさしい香りによるリラックス効果もありました。

それに1番いいなと思ったのは、MENTのハーブティーを飲んでいるときは、自分が何もしないと発見したこと。

例えば、普通のお茶や水は仕事やゲームをしながら飲んだりするけど、ハーブティーを飲むときはリラックスして、ただボーっと座っていることが多くて。

たまにテレビを見ますが、普段はテレビを見ながらスマホやゲームをして、何かと忙しくしちゃうタイプなんです。

でも、MENTのハーブティーを飲むときは、ゆったりした気分で頭が空っぽになったり、じっくりテレビや映画を観たりと、自然とマインドフルネス的な行動になっているんですよね。

自己肯定感もアップして、メンタル的にもすごく良いんじゃないかなと思います。


>>>ほっしーさんおすすめのハーブティーについて詳しくはこちら

本でMENTをご紹介いただいている箇所を抜粋

引用:google books


焦らなくて大丈夫!自分を客観的に見てみよう

―今後の活動については、どのように考えていますか?
実は昨年7月にうつ病を再発してしまって、今は療養しながら、負担にならない程度に発信をしています。体調に合わせて、このまま発信する活動を続けていければと思っています。

もうひとつ、「うつマッピング」をもとに、心が疲れている人が生きやすくなるような「メンタルマッピングアプリ」を開発するため、2019年にクラウドファンディングにチャレンジしました。

細かいところまでこだわったので開発に1年以上かかり、英語での申請作業もかなり大変で。
さらに再発が重なってしまい、進行がとまりがちですが、もう少し体調が戻り次第、アプリを公開したいと考えています。

―最後に、うつや生きづらさ、悩みなどを抱えている人に、メッセージをお願いします。
1番伝えたいのは、「焦らないで」ということ。僕自身がいつもできているわけではなく、難しいことだけど、どのステージの人でも、焦ってうまくいくことはほぼないと思います。

例えるなら、急いで運転しても、結局、赤信号で引っかかることってありますよね。

信号に引っかかるだけならいいけど、焦ったばかりにエンストしちゃって、
ゆっくり運転している人の方が先に行っちゃうようなことが人生では結構起こるように感じています。

「今、自分は焦ってないかな」と自覚的になることが大切だと思います。

―ご自身も人生で焦ったことがあるのですか?
そうなんです、僕が初めてうつ病になったとき、今思うと社会人1年目なんて何もできないのに勝手にいろいろ背負ってたし、専門学校に通った2年の遅れを取り戻さなきゃと焦ってました。

再発したタイミングも、その半年ほど前にクラブハウスが流行って、毎日10時間ぐらいやっていて。
新しい流行りものが出ると、仕事柄のらなければと思ってしまうし、結構仕事が舞い込んで断れずに抱え込んでいました。

ちょうどその頃、精神科の先生と相談して薬をやめたのも、早く次のステージに行きたいという焦りから。
本当なら、断薬のタイミングで仕事を減らさなければいけないと思うのですが、真逆をいって体調を崩してしまいました。

―確かに焦りを感じます。
結局、初めてうつ病を発症したときも、再発してしまったときも、根本の原因は焦りだったと思います。
僕にコメントをくれる方たちも、状態が悪い人ほど焦った文章を送ってこられるんですよ。

「早く何とかしないといけないのに」とか「子どもがそろそろ小学生になるのに、私はいつまでもこんな感じで」とか。もちろん経済的なことなどそれぞれの事情があると思いますが、日本に住んでいれば、どうにかなることも多い。

必要以上に自分をあおり立てている人が多いのかなと感じています。僕自身もまだまだ模索しているところですが、自分を客観的にみて、「休む」ことを前向きに捉えられるといいなと思います。

―「焦り」はすぐに意識できるポイントですね。今日はいろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

>>>記事で紹介されたハーブティーについて詳しくはこちら

メンタルケア専用ハーブティー・MENT〜

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英国ハーバリストと共同開発

MENTは英国メディカルハーブ協会の認定ハーバリスト、リエコ・大島・バークレー氏と共同開発しました。

日本人特有の細やかなサービスと的確な技術で英国でも根強い人気を誇ります。

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